行きたいところに行きたいから仕事をする。
欲しいものが欲しいから仕事をする。
食べたいものを食べたいから仕事をする。
不安を抱えて生きるのが不安だから仕事をする。
仕事をしなくちゃ!!と思い、部屋を歩き回り、なにも手につかず挙句にキーボードを乱打している。しかも書き上げた途端に「全選択→削除」をやらかして全部消えた。もうなにを書こうとしたのか忘れた。
ひとの言葉が、わからない。
聞こえのいい言葉を信じたって、言った本人は忘れてるさ。わたしが誰かにそうしたように。
見えるものしか信じられない人間になる前に、わたしを囲むしあわせに気づかないと。「しあわせか?」と問われたら、少し踏ん張ってでも頷きたいものだ。
なにもない頃に書いたうたを歌った。いまよりもめちゃくちゃなコードと、いまよりもめちゃくちゃな展開に、いまよりも真っ直ぐな言葉が乗っていた。いまよりもいまを歌った。そんな夜だった。
飲み込む前に糖衣が溶けた精神薬は、とても口の中に入れるもんじゃねえ!ってくらい苦い。こんなもので正気を保っているなんて、正気じゃないぜまったく。
こんな夜にブログなんて書いちゃ、いけないんだ。
仕事をしなくちゃ。